
aga治療では、ミノキシジルという成分が含まれた育毛剤やタブレット薬を使うことが多いですよね。
ミノキシジルには発毛効果があり、その効果は厚生労働省からも認められています。
また、コマーシャルでよく見かけるリアップという有名な育毛剤にも含まれています。
そんなミノキシジルに副作用があるということを知っていますか?
頭皮にぬるタイプよりも、タブレットタイプのほうが育毛効果は出るのですが副作用も出やすいです。
多毛症
もともと高血圧患者の血圧を下げるために利用されていたので、ミノキシジルを摂取すれば血管が広げられます。
髪の原料となる栄養素は毛細血管によって運ばれるため、血管が広がって血流がアップすれば毛が生えやすくなります。
けれど、毛が生えているのは頭部だけではありませんよね。
顔の産毛やヒゲ、胸毛や手足の毛なども濃くなってしまうのです。
ヒゲ剃りの手間が増えたり、髪は薄いままなのに体毛だけが濃くなることも。
低血圧
前述のように、ミノキシジルは血圧を下げてしまう薬です。
そのため、高血圧でない人に使えば、血圧が下がりすぎてしまい低血圧に。
動脈には、栄養素や酸素を体のすみずみまで運ぶ働きがあり、静脈には、老廃物や余分な水分を回収する働きがあります。
低血圧になれば動脈や静脈の働きが低下するため、めまいや頭痛、目覚めの悪さから引き起こされる不眠、血行不良からくる冷え性などが起こります。
肌トラブル
皮膚の下には真皮層と呼ばれる組織があり、その中には毛細血管がたくさん存在しています。
毛細血管の血流がアップすれば、お肌の新陳代謝もアップするため皮脂の分泌量も増加。
皮脂の過剰分泌は、ニキビや肌荒れをひきおこしたり、フケが増えてしまったりします。
頭皮状態が悪くなることは育毛にとって良くありません。
性的不能
ミノキシジルが原因だとハッキリ証明されていないものの、ミノキシジルの使用者から性的不能や性欲減退を訴える声が出ています。
また、妊婦さんや授乳期間中はミノキシジルの使用を避けるようにという注意書きがあることから、性的不能などのリスクはあると考えられます。